2021-02-19 Fri

久しぶりですが、今度計画している家で『BELS』を取得しました。
「BELS」(ベルス)とは、”建築物省エネルギー性能表示制度”のことであり、住宅の燃費を評価・表示
するための制度となっています。
つまり「BELS(ベルス)」とは、国土交通省が定めている「建築物の省エネ性能表示の
ガイドライン(建築物のエネルギー消費性能の表示に関する指針)」をもとに、住宅の燃費について
第三者機関が承認を行う制度です。
住宅が消費するエネルギー量を分かりやすく表示する「BELS」(ベルス)では5段階評価を採用しており、
星の数によってその性能を示します。
ちなみに星の数による一時エネルギー消費量の基準は以下の通りです。
星2つ・・・省エネ基準適合レベル相当
星3つ・・・低炭素住宅相当
星4・5つ・・・平成28年基準以上
今回の家は、もちろん☆5つ
BEI値は0.4で60%削減です。
ちなみにBEI値とは、設計一次消費エネルギーを、基準一次エネルギー消費量で割ったものです。
この”BEI値”は、数値が低ければ低いほど住宅の省エネ性が高いということを表しております。
同じ☆5つでも、さらにそれを上回っている、という結果ですね。
最近は性能にこだわる方が増えてきたので家の性能のグレードも上がってきています。
計画時には高くついても、将来的に長い目で考えると安くつく
そんな家造り、大切ですね。
2021-02-16 Tue

またまた東北地方で地震がありました。
東北地方は、青森市は5.7% 仙台市は6.1%などで最も高い秋田市でも8.1%です。(震度6以上の確率)
しかし、確率が低くても注意が必要です。
▽確率が3%なら1000年に1回程度。▽6%では500年に1回程度。▽26%では100年に1回程度を示しています。
こういう風にものの解説では書かれていたのですが
仙台で6.1%って・・・・
実際には、2011年に起こってからまた、って
想定にあったといえばそうだし、なかったと言えばそうなるし
その想定でいえば、岡山は42%らしい。
そんなことを考えると

やっぱり家は等級1では全然ダメ
等級2でも不安
そうなるとやっぱり、等級3で建てなくては!

熊本地震のデーターが示してくれてます、等級3である必要性を。
もしも、想定外
これに備えてこそ安心・安全の家といえると思います。
2021-02-11 Thu

岡山のMDさま邸 基礎断熱を行いました。
基礎断熱と言えば「床下エアコン」
この組み合わせで家を造り出してから8~9割くらいはこの工法になりました。
やっぱ、本当に暖かいですからね。
でも床下といえば、忘れてはいけないのが「シロアリ」
それを防ぐためにやっているのが、第一に桧の土台
でも実際には、それはあんまり期待出来ない・・・・
で効果を発揮するのがホウ酸処理

日本では残念ながら、未だに薬剤処理をしている会社もあるようですが
ホウ酸は、欧米ではシロアリの処理剤として一般的に使われています。
その理由は
人体にとって安全だから。
この一言に尽きます。
実際にホウ酸は、目薬や化粧品には必ずと言って良いほど使われているもの
また、植物は、ホウ酸が無いと枯れてしまいます。
すべての植物は微量のホウ酸に依存しながら繁茂を続け、必要なホウ酸を大地や水から調達します。
人間は必要なホウ酸を植物から得ています。"ホウ酸"は植物にとって不可欠であると同時に、人間にとっても栄養学的に重要な
のです。
そんなホウ酸ですから、床下エアコンを通して床下から出てくる空気も安全・安心
又弊社では加えて
床に使う合板も、糊がたっぷりついたものではなく
ひたすら無垢に近い「無垢ボード」というものをつかっているのでより安全です。
空気感を大切にする弊社のこだわりの一つです。
2021-02-08 Mon

弊社がお配りしている「お元気ですか!?」です。
2002年くらいから始めているので。もうかれこれ20年近く・・・・
ひえーー!!
数えてみると、もうそんなになるんだ、、って自分で書いてみて改めてびっくり!
せっかく家というものを通じて知り合ったお施主様
建ててからが本当のお付き合い
ということを肝に銘じるために作り出したこの「お元気ですか」
ずっと月一で出していたのが、今は2月に一度のペースになりましたが
初心を忘れずに、これからもずっと作り続けて行きたい
これを書きながら改めて思う次第です。
建ててからが本当のお付き合い
さて、これもずっと続けているのですが
2月はバレンタイン、ということで
チョコを配っています。
ホント気持ちだけなんですが、これもずっと続けています。
お施主様 愛してるよーーー ってね。
2021-02-05 Fri

先日建前をした岡山市の家
仕事をしていると、お隣さんが声をかけてきてくださいました。
「あんたんとこはええ材料を使うとるなー。柱はもしかしたら桧!? しかも太いのつこーとるが。」
久々の岡山の現場
そー言えば、県南では時々こんな風なお声をかけられます。
そうなんです。
県南では桧などの国産材を使うことが珍しい、というのが本当のところ
よく使われているのが
この場で何度もご紹介した「ホワイトウッド」ってやつ
海外からやってきて、弊社では絶対に使いたくない材料です。
考えてみれば、県南と県北、わずか60キロほどしか離れていないのに
県南では地元材がほとんど使われていない、という現実
なんででしょうか?
高いから?
流通の面から??
表題にもあるとおり、岡山は「ひのき王国」と言われ、生産量日本一の県なのに・・・
環境負荷から考えても、森の保安ということから考えても、治水ということから考えても
日本にある、岡山にある地元の材料を使うのはとってもいいことです。
SDGSが叫ばれている昨今
こうして地元の木を使うことは、まさに環境に貢献していることになります。
岡山の家は、岡山の木でつくらにゃ!!
そう思いませんか「。
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2021-02-01 Mon

昨日は美作市の現場で構造賢学会でした。
構造賢学会は、完成のそれと違って、やはりあんまり人気がなく
通常ならば、参加が2~3組というところが普通なんですが
昨日は8組も参加を頂きました。
なので、急遽時間分けをさせて頂いての開催となりました。
時間的に無理をお願いしたお客様もいらっしゃったかと思いますが、無理を申し上げました。
内容としては、耐久性に関すること、断熱に関すること、構造の強さに関すること
などなど急ぎ足でご説明させていただいたような状況でしたが、ご理解頂けたでしょうか?
1時間ずつの時間配分でお願いしたのですが、熱心な方はそれ以上の時間をかけて
いろいろな質問をぶつけて来られる方もいらっしゃるほど
何か熱い賢学会になったように思います。
何はともあれ、普段は見られない構造の部分
しっかりと見据え、考えられる賢い消費者になって頂きたいものです。