2016-04-18 Mon

岡山のMKさま
大工仕事も一段落したので、いよいよDIYの開始です。
今回もDIYの主は珪藻土塗り
ゆふ珪藻土という性能のよさはもちろんのこと、非常に塗りやすい珪藻土と出会えたことで
珪藻土塗りのDIYは本当におすすめになりました。
ですが
塗りという作業はまだまだ先
養生といって、窓周りにテープを貼ったり、枠が汚れないようにカバーをしたりする作業
これがとっても地味で結構大変!
そして続いては、パテ埋め
これもビス穴を残らず埋めていったり、ボードとボードの継ぎ目を埋めていったりする作業
これも結構地味で大変
こんな作業をしなければ塗りの作業には入れません。
でもこのご夫婦
こんな作業でも結構楽しそうにやってくださっているので一安心
来週あたりもう少しこの作業をやり終えたら、その次はいよいよ塗りに入れるかな・・・
楽しみです(^_^)v
2016-03-09 Wed

昨日はMK邸の気密測定
先日行ったOO邸に続き2邸目です。
ただし
OO邸と違うところは・・・・
OO邸は、お施主様のご意向もあり、超高断熱・超高気密住宅を最初から計画していた
ということ。
ですから、性能もUa値0.25 Q値換算で1.2くらい
そしてC値の値も0.1という非常に優秀な値
あっと、
勝手にQだのCだの言ってますが、その言葉の意味のおさらいを
Q値というのは、住宅の断熱性能を表すもの
ただし、これは平成11年度の基準で、今はUa値に変わっています。
この数字は低いほど優秀で
次世代省エネ基準では、この岡山と言う地域(山間部のぞく) Q値2.7以下,Ua値0.87以下の住宅は
次世代省エネ住宅と言うことが出来ます。
ただし、これはあくまで設計上の数字
というのも、現場レベルで、どんな風に断熱材を入れていようと、どんなに大きな穴が開いていようと、
それは全く勘案されません。
そこで登場するのがC値というもの
これは、隙間相当面積といって、実際に造った家にどれだけの隙間があるのかを
実際そこへ行って測定するもの、なんです。
だから、よく言われるのは
Q値、やUa値がいくらよくてもC値が悪かったら何にもならない
これは、いくら暖かいコートを着ていても、たとえば前がはだけていたら寒いでしょ
なんていうたとえでよく言われますね。
でQ値に基準があるように,C値にも基準があります。

表のⅠとかⅡというのは北海道や、青森などの基準
その下のⅣというのが岡山県(山間部のぞく)の基準です。
だから、この辺ではC値が5以下だったら高気密住宅といえる
ということになりますが
でも実際には、出来れば2は切りたいところ
1を切れば気密と言う言葉に“超”がつく、というのが通り相場だと思います。
お待たせしました。
今回の気密測定の値は・・・・・
1.3でした。
OO邸に比べてずいぶん落ちるじゃん
と言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
OO邸は、気密を上げるために、あらゆることを手間をかけてやりましたが
この家の場合、気密措置に関しては普通に通常のやり方での数値
そこら辺で全然違う、ということはご理解くください。
でも、1.3と言う数値も、立派な高断熱・高気密住宅の部類
ていうか、弊社の場合、高気密ではなく、高調湿の家を目指しているので
超がつくほどの気密は必要ないと考えています。
そう、先日の結露の実証結果や、先ほども述べたとおり
まずは高断熱にして、結露しない家づくり
そして、その高断熱をきちんと担保できるだけの気密
こういったことは最低限必要なこと。
それらがきちんと担保出来さえすれば
これも先日申し上げたことですが、人間が動物として健やかに暮らせる家
これが大切なことだと思うのですが
どうでしょう??
超に関してやる気になればできる
という事実をふまえて申し上げたいと思います。