2018-10-31 Wed

湯郷に素敵な平屋の家が完成しました。
ほんとにこだわりを持たれて家づくりに取り組んで来られたお施主さま
いくつもの会社を断られて弊社で建てていただきました。
内部は、いつものように珪藻土で仕上げているのですが、
今回は、ゆふ珪藻土のエリアとエコクイーンのエリアがはっきり別れているので
空気感の違いを実感してもらえる絶好の機会となっております。
下記の要領で開催いたします。
今回も、予約制でおこないますので、ご連絡のうえ是非ともご参加ください。
日時 : 11月17(土)、18(日) 10時~17時
場所 : 美作市湯郷 予約いただいた方に地図をお送りします
お申込みはこちらからお願いします。
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2018-10-19 Fri

津山市小原のWB様邸です。
床下地が貼ってあります。
あれ、なんだか違う! って思ったあなたは正解

普通、床下地の合板を貼ると、こんな感じ
ちょっと違うと思いませんか?
そう、弊社では、基礎断熱をして、床下を利用するときには、こうして杉の無垢ボードというものを貼ります。
なぜか??
基礎断熱をする場合、床下まで部屋内と考え、そこを利用します。
具体的には、びおソーラーた、床下エアコンの利用ですが
それらを使って空気を回すとなると、主に暖かい空気なので、どうしても匂いも上がって来てしまいます。
それが木のいい匂いならばいいんですが、合板から出る化学物質の匂いだったらたまったもんじゃありません。
だからこの場合、合板ではなくて、ひたすら無垢に近い杉の無垢ボードを使うんです。
これだったら変な匂いはしませんから。
高断熱だったり高気密だったり
世の中はそんな流れで、弊社もそこらへんは大切にして、性能値を出すような工務店ではありますが
同時に、そうだからこそ、部屋の中の空気感を大切にしたい! と考えております。
それって本当に大切なところだと思うんですけど。
2018-10-16 Tue
消費税の8%から10%への移行が閣議決定され、ニュースを見ても、もちろんその話題ばかりです。もともと2014年に施工予定だったものが景気などを考慮し、今まで引き伸ばされて来たわけですが
今回もリーマンショック級の出来事が無い限り引き上げは絶対に実施する、と安倍さんが明言しています。
消費税が上がるとどうなってしまうのか?
テレビ各局が鎬を削るように報道し、主に軽減剤率のややこしさについては、メインの話題です。
それはさておき、ここで話題にしなければならないのは、もちろん住宅ですよね。
消費税が2%上がると
2000万の家で、消費税が160万だったのものが200万になり、40万もアップしてしまう。
3000万だと・・・・・差額60万
これだけ違うと、確かにすごく大きですよね。
だから、消費税が上る前に家の購入を考えましょう!!
という大合唱が始まりそうです。
そう、人間を動かす一番の動機は「恐怖感を煽ること」
これが一番なんですから。
じゃあ急いで考えなっくちゃ! と思われるあなた、本当にそれでいいんでしょうか?
ニュースでは、住宅に関して

すまい給付金の拡充など、住宅に関しては景気に影響を及ばさないような政策を打ち出している、などの報道がなされています。
具体的には
給付金の金額が、30万円(8%時)から50万円にアップされる
その条件が
収入が一定以下の者[8%時]収入額の目安が510万円以下[10%時]収入額の目安が775万円以下に拡充される。
毎年12月までの住宅ローン残高の1%(別途、上限に関する規定あり)を控除額として、10年間にわたり所得税が還付されます。
さらに、納税された所得税の額が控除額より少ない場合は、住民税からも一部控除されます。
などの政策が出されており
結果として、増税前に住宅を購入するよりも、増税後にしたほうが得になる場合も多々あるということを言っています。
じゃあ、そんなに慌てなくてもいいか、って思われるのかもしれませんね。
はい、めでたし、めでたし! ちゃん、ちゃん、って
私の言いたいのはそこじゃあないんです。
消費税確かに大きい!
お金の問題、すごく大切!!
でも、家を建てる、ってそんな外的な要因だけで決めていいんですか???
ってこと
大切なのは、なぜ家が必要なのか?
どんな家に住みたいのか、もしくは どんな家が自分を幸せにしてくれるのか?
一生の計画の中で、家を持つことの意味はなんなのか?
なんでもそうですが、慌てて選んで良いことはあったのか?
とにかくいろんなことがあると思いますが、人から動かされるのではなく、自分が充分に考えて出した答え
それが持てるかどうか??
人生で最大の買い物と言われている家づくり
100%うまくいった!なんてことはありえませんが
どうか、失敗した、なんてことにだけはならないよう がんばりましょう。
2018-10-15 Mon

昨日の日曜日は、朝からタイル貼り
美作のARさま邸
先日ご紹介したタイル貼りは、奥様がお仕事の関係で来られなかったので
昨日は、奥様が主導でのタイル貼り
いつも申し上げるように、珪藻土と違ってタイル貼りは、すぐに結果が出るので本当に面白いしやりがいがあるDIY
ですから、かっこよくなった様を見て奥様もご満悦。
昼からは、私達は別のお客様との打ち合わせがあったので失礼させていただきましたが
ARさま 今度はタイル貼りうに比べると、地味な珪藻土塗り
頑張られました。
ちょっと完成賢学会のお話をさせていただいたら、是非とも!!
って感じでしたので、乞うご期待ですね。
これもなかなかいい家ですよ!!
2018-10-10 Wed

津山市小原のWBさま邸です。
本日窓が納入されました。
写真ではわかりにくいのですが、大開口の窓
ドイツのプロファイル社の窓を日本で加工したものですが、木製の窓です。
この時点では、ガラスが入っていないのですが、6人がかかりで運びました。
もしもガラスが入っていたら・・・なんて思うと
一体何人いったのか? ちょっと恐ろしいですね。
写真にしてしまうと実感が本当になくなってしまうのが口惜しいですが
本物はど迫力、なかなかのものです。
真南に向いていて、蓄熱土間を温めてくれるこの窓
皆様に是非とも、是非とも見ていただきたいものです。
今から賢学会が待ち遠しいですね。
2018-10-04 Thu

写真は小屋裏(天井裏)の様子です。
いつものように、ウールブレスを隙間なく敷き詰めています。
天井で断熱するときには、よくあるパターンでは、杉の無垢ボードを桁上に留め付けて、家の水平構面の強度を担保して
その上を目張りして、断熱材を敷き詰めます。
ちょっと話が難しいですが、要は家をしっかり箱状にして地震に強い家にする、その上にたっぷりと断熱をする
ということですね。
でも今回の話は、その話とはちょっと違います。
写真をよく見ると・・・上にもなんか貼ってますよね。
これはタイベックシルバーを垂木の下側に貼り付けているんです。
何故か??
こうすることで、小屋裏の通気をしっかり取る、ことと
熱を反射させる、ということなんです。
白い紙のように見えるのは、タイベックの反射面が外側を向いているから。
これってどうなの??
って思われる方もいらっっしゃるかも・・・
実は私もちょっと懐疑的だったんですが
実際自分が天井裏にもぐって、この貼り付けの作業をすると・・・・
実感として違うんですね。
タイベックの発表しているデーターでも

確かに違う。
ほんの1℃か2℃かもしれません。
でも実際に違うんですね。
断熱の世界では、1℃、2℃はお大きな違いですから。
でも誤解してほしくないのは
これをつければ断熱が少なくて済む、とか
極端に断熱はいらない、とかいった誇大広告的なことが、たまにあること。
断熱の意味は「伝導、対流、放射」で語られます。
ここで言うのは、この中の放射の部分のみ
だから、断熱材を入れて、この3つを総合的に対処しなければ、暖かい、涼しいはできません。
ですが、断熱と、遮熱、組み合わせることにより、より良い家ができるのなら
明日も、ネズミのように小屋裏に潜り込んで、手間を惜しまずシルバーを貼り、断熱をしっかり入れていきます。
まだ小屋裏は暑い!!