2020-06-26 Fri

東一宮のMSさま邸 捨て張りの無垢ボードを貼りました。
こいつは「捨て張り」と言って、この上に本当の床材を貼るのですが
その下地になるものです。
通常は

一般的には、こんな感じの合板を貼るのが普通です。
でも弊社では上の写真のようなムクボードを貼り付けます。
なぜか??
今回の建物は、以前ご紹介したとおり「基礎断熱」
ということは床下と部屋は同じ環境でないといけない。
しかも、今回は「床下エアコン」を入れて、積極的に床下の空気を上の部屋に送るので
余計でも良い環境でなければいけない。
そんなところへ構造用合板を持ってきたら・・・・
構造用合板って、他の建材と同じように「F☆☆☆☆」をとっているので大丈夫なんでしょうか?
私たちからすると、あのものは結構な匂いがすると思うのですが・・・
実際、あれを作るためには、科学糊でガチガチに固めています。
そんなんだから、床下エアコンなんかで暖めたら・・・
糊の成分がフヨフヨと出てくる・・・??
そんなことにならないために使うのが
最初にご紹介したムクボード
これも横方向だけには糊を使っていますが
構造用合板と比べたらすごく微量
実際に使ってみても、いやなにおいは全くしません。
空気感を売りの一つにしている弊社としては
ここもこだわりポイントの一つですね。
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2020-06-22 Mon
この土日もいろいろな方と打ち合わせを行うことができました。おかげさまですm(_ _)m
で、昨日は岡山で検討中の方との打ち合わせ。
通常なら
岡山市まで出向いて行って・・・・
となるのですが、今回は違います。
コロナの影響でにわかに注目されてきた『あれ』を使って・・・
そうZOOMを使っての打ち合わせでした。
最初は、こんなもので本当に打ち合わせができるのか??
なんて思っていましたが
使ってみると
結構快適に打ち合わせができますし
こちらも資料が手元にみんなあるので、かえって分かりやすい面も。
これなら遠いところの人ともスムーズに打ち合わせができる!
って最近は感じてます。
なんて言ってますが、操作しているのは娘ですが・・・(汗)
とにかくコロナの影響の良い方の面が出てきているな
って感じてます。
これからもZOOMを使って頑張ります。
2020-06-19 Fri

東一宮のMSさま邸です。
外壁にモイスを貼り付け、サッシまで取り付けてあります。
そう弊社で耐力面材といえばほぼモイス。

ごらんのとおり、モイスには様々な優れた特徴があります。
まずは耐震性能
これを貼り付けることにより、2.7倍~3.8倍の耐力がとれます。
ちなみに筋交いは、2倍~4倍
筋交いより優れているのは
全面に貼り付けることにより、万遍なく耐力が取れる点
そして気密が取れる点ですね。
そして、そして、一番注目なのは「結露に強い」という点
これを面材として使うことで湿気を通しやすくなり、ウールブレストの組み合わせで
内側にバリア(ビニルシート)を貼り付けなくても結露を起こさない、という性能が発揮されます。

上記のグラフは、結露の非定常計算といって、実際に即して365日通して結露が発生しているかどうか判定
したものです。
(実際の画面ではずっと動き続けて結露の状態を見ることが出来ます。)
その結果
結露は起こしていない、という判定が出ております。
そういって意味からしても、モイスとウールブレスとの組み合わせは安心出来るものですね。
実はこの結露に強い、というモイスの特徴を活かして
こんなものを作ってみました。

これは、ちっちゃいやつが「コースター」
大きいやつが「バスマット」です。
こいつを使うと、
冷たい飲み物を置いても全く下が濡れません。
湯上がりで脚がびちょびちょでも全然平気です。
湿気を取るのと、親水性があるのとは全くイコールではありませんが
こんな便利な使い方もあるぞ、ってことですね。
モイス恐るべし、ですね(^_^)v
2020-06-15 Mon

津山市一方の家 完成賢学会終了しました。
コロナの中の開催ということで、時間を1時間ずつに区切っての開催
果たして人が来て下さるだろうか??
という心配もしていましたが、フタを開けてみると
ほぼすべての時間にご来場を頂き、満員御礼状態でした。
当日はひどい雨の中、ご来場頂いた皆様 本当にありがとうございました。
本当に感謝!感謝!!です。m(_ _)m
また、前回からおこなっている「インスタライブ」も沢山の方が見て頂いたようで
これまた感謝!感謝!!です。m(_ _)m
さてこの賢学会ですが、ひどい雨で外は湿気ムンムンの状態でしたが
家の中は・・・・
「さわやかーー」という状態
実際、エアコンをかけなくても十分すぎるような状態
家の中は、木の香りだけが漂う、本当に気持ちいい、という
これは、インスタでは体験できない
来ていただいた方だけが分かる空気感ですね。
そして、そして
賢学会終了後はお引き渡し

本当に簡単ではありますが、紅白幕テープです。
沢山の部屋の珪藻土を塗って、タイルもあちこち貼って・・・
本当によく家づくりに参加していただいたお施主様
これから始まる新しい生活
本当に楽しみですね。
色々とありがとうございました。。
新しいお付き合いがまた始まります。
2020-06-11 Thu

東一宮のMSさま邸 工事が順調に進んでいます。
先日は、内部の仕事として「基礎断熱」の工事をしました。
従来からよくあった方式は、「床断熱」というもので、ごらんの木の間に断熱材を敷き込んで床を仕上げる
というもの
対してこいつは、基礎のコンクリートの上に断熱材を敷き込んでいます。

絵の通りなんですが
これをやることにより、床の下と基礎の間も室内空間と同じ、と見なされます。
それによる一番のメリットは、
床下エアコンが使えること、ではないかと思います。
この方式の有効性は今までやってきたデーターからも明らかですね。
床断熱でも結構暖かいのですが
やはり床下を直接あたためることができることから比較すると
快適性は基礎断熱のほうに軍配が上がるかな、って思います。
それと、今回は断熱材を全面に敷き詰める方式をとっていますが
実際によくやるのは、基礎の外周1mくらいまでの断熱
これは、コンクリートの「蓄熱」を考慮してのこと
コンクリートは、寒い冬でも、暑い夏でも、その温度が15℃前後と温度が安定していて
その温度を利用しようというものです。
寒い北海道などでは、そんなことも期待出来ないというので全面に敷き込む方式をとっているようですが
今回のこれはお施主様とお話をして決めました。
断熱の計算としては
どちらも同じなんですが、結果的には・・・・?
またデーターを取っていきたいと思います。
床下エアコン、とっても良いのですが
ただし、きちんと容量計算をしてのこと
いかに床下エアコンといえど、容量が足らなければなんともしがたい
のも事実??
今弊社では基礎断熱方式増えてます。
2020-06-06 Sat

昨日はMSさま邸の建前でした。
もう夏のような陽気のなか、無事棟上げを終えることが出来ました。
お施主様は仕事を休まれて1日中見学
家がどんどん建ち上がっていく光景に感激しきり。
MSさまも家づくりも長いことかかっただけに感激もしきりだったのでしょう。
で、6月5日は・・・・・
実は私たちの結婚記念日
MS様がそれを覚えて下さっていて

こんな素敵な畑束を用意して下さっていました。
感謝!感謝!です。
そしてこんなものまで

ちゃんとメッセージまでつけてくださっていて
またまた感謝!感謝!です。
建前の喜びに加え、記念日まで
ありがとうございましたm(_ _)m
今後もどうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m
2020-06-01 Mon

東一宮のMSさま邸
基礎工事が完了し、桧の土台を施工しました。
桧材ですが、
ある業界紙で「桧は本当にシロアリに強いのか?」という特集を組んで検証しました。
その結果・・・・
桧は言われるほどシロアリに強くはない、という結果でした。(涙)
それでも弊社が土台に桧を使うのは
耐久性能からです。

この画像は以前にもご紹介したものですが
暴露試験といって、単純に外へ2ヶ月ほどそのまま置いておいたものです。
その結果
今全国的に一番使われている材料であるホワイトウッド
そして2番目くらいに使われているベイツガともごらんのような結果となっています。
やはり日本の気候風土に適しているのは、国産の杉、桧でした。
ではスギは使わないのか?
というご意見もあると思います。
スギはごらんのように耐久性はあるのですが、桧に比べて柔らかいので
土台のようなめり込みの力は桧の方があるのです。
よって弊社では、桧材を土台に使用する、ということですね。
問題の防蟻性能ですが
さっきの試験に二は続きがあって、ホウ酸を含んだセルロースファイバーを食べたシロアリは全滅した、という結果
ホウ酸のの威力も同時に検証されました。
弊社では、ご存じのように、桧材を使うことに加えて、防蟻剤はいつもホウ酸をつかっており
そういった意味では「してやったり!」っていう感じですね。
ですから、今後も土台には耐久性能を考えて桧材
防蟻処理はホウ酸
ということをしっかり守って家づくりを進めていこうと思います。